今、火の玉がある原点

それは間違いなく小・中学の野球で鍛えられた

超スパルタ式しごきにあります

今の時代には全てアウトの内容ですが・・・

まず休みは元旦の1日だけ

後は朝練習・夕方練習、休日は1日中

うさぎ跳びは当たり前(考えられないですね)

もちろん練習中は水分補給なんてご法度

塩をふきながら炎天下の下で走ってました

特に中学に入ってからは先輩のしごきが強烈で・・・

悪い先輩が数人いるんですよw

少しでも態度が悪いとか、ミスしたりと・・・

ある時は悪い先輩の気分次第で・・・・

ダービーと称するいじめに近いしごきが始まります

簡単に説明しますと

二人一組になって片方は高い鉄棒にぶら下がり

もう片方が400mトラックを走って

走り切ったら今度は交代

部員80名位(下級生だけで)いましたから

40組で400mの3番までで

しかも相方の鉄棒の人間がゴールするまで

ぶらさがっている事が条件で

抜ける事が出来るしごきです

それが最後の3組になるまで続きます

鉄棒にぶら下がっている時は早く来い!!って

走っている時はなるべくゆっくり走りたい・・・、

まるで走れメロスの心理状態ですw

そうすると頭のいい後輩は相手を選び出しますが

それも先輩の指名で決定されるので無駄です

さらには最初の内はゆっくり走って体力温存して

残り少ない人数になった時にスパートして

3着までに入るといった頭脳戦も

簡単に先輩に見破られます

もう本当、ダービーって言葉聞いただけで

絶望的な気持ちになりました

意識がもうろうとして走って

手が千切れそうになる位にぶら下がって

精神的に鍛えられない訳がありません

同時に先輩に対する憎悪も増幅しましたw

そんなしごきにスパルタ練習ですから

強いチームになるはずです

小・中学共に岐阜県大会で優勝しました

しかし、今振り返るとそんな事全てが

自分を火の玉にしてくれた要因の一つであると

確信する次第です

ちなみに中学の最上級生になった時に

同級生と相談してダービーを廃止しました

下級生はどれだけほっとした事でしょう

キャッチボールとトスバッティングを練習の最初にしますが

それは上級生が下級生を指名してパートナーとなりますが

自分が下級生の時は一番優しくしかも野球の上手な先輩に

指名されて感動した事を覚えてます

悪い先輩に指名された同級生は可哀そうなものでした

トスバッティングのはずなのに思い切り打って

近距離なのでよく打球が命中して痛がってました

自分は頭とかに命中したら嫌なのでパートナーの先輩に

わざと離れたところでお願いしたら

ずっとその位置をキープしてくれました

そして、部の活動を終えた時に愛用のバットを譲ってくれました

ですから自分が上級生になった時にパートナー指名を

誰にしようかと迷ってたら

何と一番人気で皆からの熱い視線が怖くww

指名した後輩は泣いて喜んでましたよ

もちろんそのバットは退部の時に後輩に譲りました

その時も泣いてましたwww

今となっては良い思い出ですが

壮絶な経験が今の火の玉を作ってくれたと思います

今ではなくそんな時代を経験出来て心から良かったと思います

日本はどこへ向かっているのでしょうかね

厳しい国際社会に立ち向かっていけるかどうか

心配な我が国の現状です

まあそんな事心配しても全くしょうがないので

火の玉は我が道を突き進みますよ

さあ、今日も火の玉営業スタートです!!